レタリング作品

ここでは、中村が出版した「One Hundred Fifty Lettering vol.1」をご紹介していきます。この書籍は、中村のオリジナルレタリング作品と自身がチョイスした海外のレタリング作品を含めた150点を収録したものです。

以下の解説については、中村自身が著者挨拶として記載したものを一部加筆修正のうえ転載しました。残念ながら発行日は不明ですが少なくとも40年以上前に作成されたものと考えられ、令和の現在とは異なる事をご理解ください。

著者挨拶

漢字文化である我が国にも最近はいろいろな面で多くの欧文使用が見受けられるようになりましたが、もちろんグラフィックデザインにおいてもその例外ではありません。特にグラフィックデザインの場合は言語としてのコミュニケーションというよりも、装飾的な使われ方がより多く見受けられるように思われます。 しかしその欧文文字の良さは、その使い方によっては文字だけで、デザインとしてひとつのスペースを埋められる事でしょうか。

とは言え我が国の場合、その使われ方は技術的にもまだまだ、またイメージとしてもその貧困さは隠し切れないものがあるように思われます。そういった見地から、在米中より出来るだけ多くの欧米のタイプ使用例やハンドレタリングを紹介したいと思い、まとめてまいりました。

その中から著者オリジナル作品と合わせて、150点のデザイン的なハンドレタリングをここに収めてみました。

欧文レタリングの場合、その使用範囲も広く最近はやりのTシャツ等からグラフィックデザイン全般、その他あらゆる商品にデザインするものまでその範囲も多々あるように思われます。

最近は芸術的な欧文タイプや、トランスファーシート(熱転写フィルムの事)の種類も多く出廻っておりますが、それらとは別にイメージをレタリングすることもタイプでは出せない、よりアーティスティカルな文字が創り出せることと思われます。この作品集がそういった見地からより多くのデザイナー諸氏や、レタリングを専門又は、勉強されている方々のご参照にお役立て願えれば幸いです。

中村 公二

One Hundred Fifty Lettering The Lettering Book (著者挨拶より転載)

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